
フェレットは、犬のように朝晩散歩する必要がなく、鳴き声も小さいので初心者でも、一人暮らしでも比較的飼いやすいです。
今回の記事ではフェレットを家族として迎え入れるための心構えと飼育する上で必要なもの、特徴や飼い方を簡単に紹介していきたいと思います。
特徴
フェレットはイタチの仲間で、原種であるヨーロッパケナガイタチを家畜用に品種改良した動物です。「本当に飼えるのか?なつくのか?」と思う方もいるでしょう。
フェレットはとても賢く、しつけもできて人懐こいです。懐くと名前を呼んだら反応もし、飼い主の後を追ったり、ご飯のおねだりすることもあります。トイレも教えると覚え、噛み癖もきちんとしつけると解決します。もちろんフェレットにも性格や得意、不得意があるので、どのフェレットもしつけると全部改善できるは限りません。噛み癖が気になる方は噛み癖が少ないマーシャルフェレットをお勧めします。
ゲージから出して部屋で遊ばせる場合、ベットの下や家具の隙間に入って出てこない時や、高いところから落ちることもあるので、目を離さないように注意しましょう。
食べ物
フェレットは肉食です。高タンパク、高脂肪のフードを与えましょう。ただ、太りやすいフェレットには低脂肪の物をお勧めします。フェレットは消化器官が短く、食べたものを約3時間で消化排泄します。食べる量も自分で調節することができるので、フードを切らさないように与えます。フェレット専用のフードを与えるのが基本的です。

絶対に与えてはいけない食べ物
野菜、乳製品、果物、タコ、イカ、貝、マカダミアナッツ、チョコレート
野菜、乳製品、果物は消化不良を引き起こします。特にマカダミアナッツは食中毒を起こし、チョコレートは最悪の場合死に至る危険性があるので、誤って食べてしまわないように気をつけましょう。
フェレットは暑さに弱い
フェレットは暑さに弱いので室温の管理が必要です。ゲージは直射日光が当たらない場所にし、夏場はエアコンで室温をコントロールしてあげましょう。快適に過ごせる室温は15°Cから25°Cです。
飼うために必要なもの
- ゲージ
- トイレ
- トイレ用の砂
- フード
- フード入れ
- 給水ボトル
- ハンモック
- おもちゃ
まとめ
フェレットは家庭で飼われているペットの中で比較的飼いやすい部類にあたりますが、実際にお迎えするとなると、生活環境をしっかりと整備することや日頃のケアといった手間が必要です。
生活環境を整えることを考えずにフェレットをお迎えしてしまうと、思わぬ怪我や病気を招く場合があります。そうならないためにも、フェレットを飼育するために必要な情報の収集や事前準備などをすることをお勧めします。
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